ペットボトルで地球温暖化防止


  
 パソコンのモニタを見据えたままペットボトルのキャップを開けようとしたんですけど固くて回らないんです。強く回してもダメだし、逆手に持ち替えて回してもピクリともしないから、いよいよ肩をいからせて何度も何度もムキになって回して、あれ? なんかおかしいなと思ったらキャップがついてませんでした。親指の付け根がすごく熱かったです。

 周りに聞くと、よくあることなんですってね。あるある! って感じなんですってね。キャップを閉め忘れて、さらにそれを開けようとする。うーん、みんなおっちょこちょいなんですねー。ボクは始めての経験なので、まだまだおっちょこちょい予備軍ってところでしょうか。きっと、おっちょこちょいな人は「おっちょこちょい」をきちんとタイピングすることが出来ないんじゃないでしょうか。・・・・・・なんとなくですけど。

 まあ、そんな話はさておいて。
 考えてみたんですが、こういう事がよくあるってことは、日本全国で何千人、何万人のおっちょこちょいな人が、毎日毎日親指の付け根を熱くさせているってことで、この熱をうまく使えば発電できるんじゃないかと思うんです。名付けて「おっちょちょこい発電」

 なんなら、そういう人を集めた村を作ったらいいんじゃないでしょうか。発電源は、各地に点在させるよりも一カ所に集結させたほうが効率は上がります。そして、大量に生産されるいろんな種類のおっちょちょいを使って、村の電気すべてをまかなえるようにする。村の名前はもちろん「おちょちょい村」です。

 これ、7月に開催される洞爺湖サミットでも話題になるんじゃないでしょうか。「地球温暖化防止への新たなアプローチ。おちょちょい村のおちちちょん発電!」なんて感じでアピールしたりして。今や世界共通語になった「もったいない」みたいに、全世界の人が口にする言葉になるかもしれませんね、「おちんちん」って。