■久しぶりにボールペンで字を書いた。■普段はプリンタ出力している荷物の送り状であるが、よんどころない事情により手書きすることになった。■新潟県新潟市の、社名に「新潟」を含む会社が送り先である。■よりによってバランスの取りづらさ、書き順の分からなさでは一芸に秀でている「潟」を書くことになろうとは。■「山田一郎」などといった画数の少ない漢字でのリハビリ書き取りを要する人間に、いや、「山田一郎」の「郎」の「耳たぶ」的なパーツの曲線でさえおぼつかない私に「潟」を書けと言うのは、もはや頓知の領域ではないのか。■『さあ、「潟」を書きますから屏風から「潟」を出してください!』■それはともかく「潟」である。■切れっ端で何度も練習したがうまく書けない。やはりネックは「臼」の部分である。■「ていうかこの部分、「白」でも大丈夫ですよね?」と総務部のおねえさんに聞いてみたが「ダメよ」と言われてしまった。いったいなんの必要があって切れ込みが入っているのか説明してもらいたい、「臼」よ。■ついでに言うが「飛」も嫌いだ。ポジティブ漢字の代名詞を気取っているようだが「潟」に負けず劣らずバランスの取りづらい漢字である。■「潟」はまだ「さんずい」という位置基準が存在するが、「飛」にはそれがない。おかげで書き始めが非常に心許ない。ていうかなんなの? あの、右側の「ちょんちょん」の部分。もしかして「飛んでますよ」みたいな雰囲気出してるつもり? まさか俺たちのこと馬鹿にしてる?■あ、あともういっこだけいいですか? あ、ダメですか? いいよね? 減るもんじゃなし。■「州」。これもダメ。象形文字からまるっきり進化してないじゃんアンタ。って言いたくなるような風貌してるくせにバランスの取りづらさは天下一品。■短い、長い、短い、長い、短い、なが縲怩「。って、俺たちそこまでアホじゃないですから。まったくほんとに失礼しちゃうわ。
「いいか、人という字は、人が二人支えあって出来るんだぞ!」
マジレスですが、臼は豆を挽く為の道具なので、きっとあのすき間は豆の入り口なのだと思います。じゃあ、さんずいのついた「潟」はといいますと、おそらく蟹の穴ではないかと思われます(嘘
>テロメアさん
そうかあ、豆。そう言われれば、それしかない!っていう気がしてきましたが、挽いた粉の出口も開けて欲しい。どうせなら。書くの相当面倒だけど。
「潟」の蟹説もあながちないとも言えない気がします。ていうかなんだこの情報鵜呑みにしすぎるキャラは(壊)