どんなときも。


マキハラ

えー、みなさん今日はありがとう。本当にありがとう。こんなにね、こんなにたーっくさんの人が来てくれてボクはうれしいし、なによりもこうしてみんなに会えたことにすっっっっごく感動しています。っということで改めまして、秋田のみなさんこんにちわー! 実を言うとというか、なにを隠そうというか、今回のツアーで一番楽しみにしてたのが秋田なんです。いやホント、ホントですよ。なんでかってゆうとほら、秋田って言ったら色白の、そう、秋田美人! 今日のお客様の中にもたくさんいるみたいですけど、たとえば、えー、左から秋田美人・秋田美人・ひとり飛ばして背水の陣~! そんな切羽詰った顔してどうしたんですか?? なーんてウソ。ウソですって。もう一回ちゃんとやらせてください。いいですか? 改めまして左から秋田美人・秋田美人・ひとり飛ばして NPO法人~。 身を粉にして素晴らしい活動をなさって、あ、してない? なさってない? こりゃまた失礼しましたシェー&コマネチ! とまあ冗談はこのくらいにして今回のツアー、いつもより気合が入ってます。ボクの集大成と言っても過言ではないくらいステージングにお金かけてます。だからすごくプレッシャーかかってます。 あのー話変わりますけど、ボクね、ツアーが近くなると必ず見る夢があるんです。それはどんな夢かっていうとね、どこの会場もガラガラ。ガラガラなの。閉店ガラガラーって感じなの。気合入れて準備してたくさんのみんなに聞いて欲しいって思ってるのに誰もいないの。これってすんごっく悲しいことでしょ? だからボク、客席に向かってこう叫んだんです。『いねがーいねがーお客はいねがー! いねがーいねがー泣ぐごはいねがー! いねがーいねがーワインビネガー!』 って・・・あれっ? あっ、あっ。あっ、これ、秋田の鉄板ギャグ、ですよねえ? じゃないんですか? 駅前の飲み屋の大将から聞いだんだげど。ドッガンドッガンだっつって。え? 初めて聞いた? えー? ウッソー! なんだよ~あの大将~! まんまとだまされたわ~。あとで文句言いに行くわ~。ひっぱたいたるわ~。口に色付きゴムボール噛ましたるわ〜。ということで次、最後の曲になります聞いてくださいもう恋なんてしない。