忙しくて文章にまとめられなかったので、
はてなハイクで走り書きしました。
月別アーカイブ: 2008年6月
とち狂いはどっちだ
側道からバイパス道路への合流地点でウインカーを左にカチカチしているトラックがいたので「なにをとち狂ってやがる」とひとり運転席で毒づいておったらばなんとまあご覧のとおり標識もとち狂っていたわけですがいやいや待てよ待ちなさいよと国道を飛ばしながら腕組みして考えてみますってえとむしろ右ウインカーをカチカチしたワタクシほうがとち狂っているのじゃないかと青ざめ、いや道交法に絡めてウマいこと言い直せば赤ざめたわけですが要するに合流地点ってのは「超・鈍角な左折」なんでして、垂直なカタチのT字路がありますでしょ?それをどんどんどんどん寝かせていきますとホラ、写真のようになるわけでしてそうですそうなんです合流のウインカーは左で正解なのであります……たぶんきっとおそらくですけど(調べる気ゼロ)
コラボックルニュース0618
七三日記(0616)
■久しぶりにボールペンで字を書いた。■普段はプリンタ出力している荷物の送り状であるが、よんどころない事情により手書きすることになった。■新潟県新潟市の、社名に「新潟」を含む会社が送り先である。■よりによってバランスの取りづらさ、書き順の分からなさでは一芸に秀でている「潟」を書くことになろうとは。■「山田一郎」などといった画数の少ない漢字でのリハビリ書き取りを要する人間に、いや、「山田一郎」の「郎」の「耳たぶ」的なパーツの曲線でさえおぼつかない私に「潟」を書けと言うのは、もはや頓知の領域ではないのか。■『さあ、「潟」を書きますから屏風から「潟」を出してください!』■それはともかく「潟」である。■切れっ端で何度も練習したがうまく書けない。やはりネックは「臼」の部分である。■「ていうかこの部分、「白」でも大丈夫ですよね?」と総務部のおねえさんに聞いてみたが「ダメよ」と言われてしまった。いったいなんの必要があって切れ込みが入っているのか説明してもらいたい、「臼」よ。■ついでに言うが「飛」も嫌いだ。ポジティブ漢字の代名詞を気取っているようだが「潟」に負けず劣らずバランスの取りづらい漢字である。■「潟」はまだ「さんずい」という位置基準が存在するが、「飛」にはそれがない。おかげで書き始めが非常に心許ない。ていうかなんなの? あの、右側の「ちょんちょん」の部分。もしかして「飛んでますよ」みたいな雰囲気出してるつもり? まさか俺たちのこと馬鹿にしてる?■あ、あともういっこだけいいですか? あ、ダメですか? いいよね? 減るもんじゃなし。■「州」。これもダメ。象形文字からまるっきり進化してないじゃんアンタ。って言いたくなるような風貌してるくせにバランスの取りづらさは天下一品。■短い、長い、短い、長い、短い、なが縲怩「。って、俺たちそこまでアホじゃないですから。まったくほんとに失礼しちゃうわ。
隆光ダイアリー 第二関節
骨がボーン!
あ、しゃれこうべ隆光です。
ちょっと聞いてくれますか。
あの、こないだ、廊下に立たされたじゃないですか。
弘樹とふざけてて。
実はあのあと「隆光は残れ」って担任に止められて、
みっちり説教されたんですけどなんてゆわれたと思います?
「そんなんじゃ立派な大人になれないぞ」
だって。説教のスタイルが古すぎてグッと来ないっていうか、
ぜんぜん焦んないっていうか。
「そんなんじゃ立派にオッパイ揉めないぞ」
だったらすごくすごく焦るけど(笑)
大人は何にも分かっちゃない。
そんで、「帰ってヨシ!」って言われてカバン取りに戻ったんだけど、
誰もいない教室はすごく怖かったです。マジでホントに怖かったです。
野球部も帰っちゃって校庭から声も聞こえないし。
あ、アレ? ……てことは。
こんなことしちゃいけないんだいけないんだいけないんだ。
って分かってたんだけど気付いたら美津子ちゃんの笛が左手に……。
『もしかしたら唾液のDNA鑑定で逮捕されるかもしれない』
っていう不安と、
『チャンスは今しかない!』
っていう悪魔のささやきのあいだに挟まってなんかもう、
うわああああああ!
ボクは、ボクは一体どうしたらいいんだー。
って頭抱えてたら足音が遠くから聞こえてきて、
速攻で飛び上がって逃げたんだけど、もう、足ガクガク。
あんましガクガクしすぎてアバラがコロン!てはずれちゃうし。
やっぱし悪いことするとバチがあたるんだなって痛感。
ごめん、ごめんね美津子ちゃん。たぶん、もうしないからね。
文:matohazure
絵:honyami1919
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第一関節 http://d.hatena.ne.jp/honyami1919/20080605