ボクたちの約束


旅に出ようと彼女は言った。
ドラゴンボールを集める旅へ。
今度一緒に。彼女は言った。

うん、出よう。ボクは言った。
両手いっぱいの勇気を連れて、
心配事は置き去りにして、
黄色いカッパを身に着けて、
方位磁石をぶら下げて、
いつもの靴を履いたら、
手をつないで旅に出よう。
そしたらぜんぶあつまったとき、
いっしょに平屋建ての家に住もう。

すると彼女は言った。
庭にはウッドデッキつけて、時々お茶しようね。
すこし笑いながら、そんなふうに言った。

それは白鳥のために


 白鳥の訪れる町というものはおしなべて、エサ不足に頭を悩ませているようです。

餅?

これを見た私が「餌が足りないんですね」と呟くと、Kさんがこう言ったのです。

 「あっ、なーんだ、オラ、餅かと思った」

 いいですかKさん、箱に餅を入れたりしたらどうなると思いますか。ひっついて取れなくなります。時間が経ってカチカチになったら手に負えやしません。あと、白鳥は餅なんか食べません。つきたてであっても食べません。よしんば食べたとしても喉に詰まらせて死にますし、食べさせてはいけません。

 などと、言いたいことはたくさんあったのですが、あまりにも予想外の発言だったので「モチ!?」と言うのが精一杯でした。

 危険訴求度 90/100(白鳥にとって)

サポートくん


 みなさんに紹介します、サポートくんです。

サポートくん

 とある消費者金融のメインキャラクターである彼は、その名前からも分かる通り、貸し借りに関する相談から無理のない返済計画までを支援してくれるようです。

 しかしどう考えても「日曜日のお父さん」にしか見えないのは気のせいでしょうか。間違いなくシャツをズボンにインしてます。そして愛犬ペロの犬小屋を作ることで頭がいっぱいです。手を広げ愛想よく振る舞っていますが、本当はホームセンターに行きたくて仕方ありません。アドバイスも上の空です。

 お金を借りるべく訪れると窓口に彼がいるのです。本当に彼のことを信用しても大丈夫なのでしょうか? とても不安です。そういった意味でこれは「キケンな看板」なのですが、果たして本当にそうなのでしょうか? 私たちは彼の姿を見て、あることに気付くのです。

 「誰かに頼ってばかりの人生でいいのかしら?」
 「私自身がしっかりしなくちゃ!」

 返済の明確なビジョンというものは、他でもない我々消費者自身が組み立てなくてはならない。そしてそれが、借金完済の一番の近道である。頼りにならない唐変木のフリをしながら、彼は訴えているのです。

 それが、私たちに対する、彼の愛のカタチなのです。

 危険訴求度 0/100

さりげない告知


 

除夜のテキストラーイク祭り
(開催期間 12/26~12/31)
http://textlike.blog84.fc2.com/

こちらの企画に参加しています。

私の出番は、12/28(金)21:00からの3時間です。
(上記の時間内しか見られません)

昨年は1時間でしたが、今回は持ち時間が長いです。
よって、過去ログ+新しい記事の抱き合わせ二本立てで参加します。

ぜひ、お見逃しのないよう。
と言いたいところですが、「こんな年末の忙しい時期に?無理!」
という方も多いと思われます。

そんな方々のために朗報。
見逃しても損はさせません!
気兼ねなく忘年会とかを楽しんでください。
 

七三日記(1225)


 
■右頬の内側に数日前から口内炎が出来ていて触れると痛い。食事は左頬サイドで咀嚼しているから食事の効率が悪くてイライラする。思うように食事が取れないというだけでストレスが溜まるなんて。と自分の器の小ささを再確認。■ふと、両頬の内側に口内炎が出来てしまったらどうなるのだろうと考える。残されたのは前歯のみ。肉関係は噛み切れないから無理。当然、スルメなんてもってのほか。じゃあ、何を食えばいいんだ。■ドングリでも食うしかないか。■唐突ですが方言クイズをやってみます、それでは出題です。「でろのついだでえごんさほしが?」これを標準語に直してください。解答は記事の最後で。イラつかせてごめんなさい。■好きなタイプを聞かれると「包容力のある人が好き」と答える人は多い。■辞書を引けば<相手のことを寛大に受け入れられる心の大きさ>とある。なるほど。だけど包容力さえあればどんな人でもいいわけ? うーん例えば。■包容力のある変態。■え、ダメなの? すごく寛大に受入れてくれるみたいだけど。■ふーん、なんだかなあ。とりあえず「包容力」言っておけば間違いないみたいな感じ?あ、要するに「ワガママぜーんぶ許してネッ!」っていうこと?■わームカつく、最後の「ネッ!」が特に。自分で書いて自分でムカつく。■これを自家嫌悪という。■「なんだかウキウキしちゃう!」と言う人を見ると「バナナあげようか?」と言いたくなる。それがもし外人なら「バネィナあげようか?」となるわけだが。■「わけだが」ってなんだよ。■「特売所」の看板を見かけた。何の特売所かは書いてない。約300メートル間隔で配置された白地に赤の看板。3つ目通過で「何が売ってるの?」という期待感が沸いてくる。うーん、うまい作戦だ。もはやこの時点で運転の目的は「特売所探し」に切り替わっている。絶対に見逃さない。■4つ目、5つ目の看板を通過するとボルテージは最高潮に。7つ目を過ぎたし、そろそろ見えてもおかしくない頃合い。なのにまるで気配がない。それじゃあと期待をかけた8つ目、8つ目、8つ目の看板。・・・・・・ええー!?■結局、特売所は存在しなかった。うっそおぉぉん、ってなった。■ついさっき蘇った幼い頃の記憶を。■みそ汁のお椀に水を注ぎ水彩の筆を構え、言うことを聞かない妹に「うるし塗るからな」と圧力をかけている。■そんなシーンがフラッシュバックしたクリスマスです。■えー、それでは解答を。「泥のついた大根欲しい?」でした。当たったでしょうか?