直球すぎる。
薄暗い照明の片田舎スーパーで発見しました。ポカリスウェットを元祖とする系列飲料を十把ひとからげにしたときの呼称をそのまま当てはめているのは、コロンブスの卵的な逆転の発想なのか、それとも単なる手抜きなのか。私には、新聞紙を広げて足の爪を切りながら考えたようなネーミングにしか思えませんが、その身も蓋もなさ加減はここ数年で出色の出来と言っていいでしょう。
しかし翻って考えれば、ネーミングに凝りすぎて名前だけではどんな種類の商品なのか想像できない、いわばネーミング無法地帯が横行している現況にあって、そのシンプルな眼差しには清々しさを感じます。私はこういうのを待っていたのかもしれません。
この会社、そのうち「清涼飲料水」という名前の飲み物を出すんじゃないでしょうか。期待しています。