びしょ濡れバトン


いつもお世話になっているhonyamiさんからバトンをいただきました。って、ちょっと!なんかハードル上がってますけどどういうことなんですか。でも、うれしいので受け取りました。このブログを見れば分かるとおり、気分だけは「はてな」ライクの「みそっかす」的ブログですが、おてやわらかにどうぞ。



【涙がちょちょ切れるぜバトン】

最近流したのはいつ? またその理由は?

たしか、馬の出産だったと思います。テレビで見ました。
「30才を過ぎると涙もろくなる」なんてことを言いますが、あながち嘘でもないようです。ちなみに一人暮らしをしていた頃、豚生姜焼きで白飯をモリモリかきこんだり、納豆ごはんで口元をネバネバさせながら「感動のご対面」的な番組を見て涙を流したりしていましたが、いま思えば人間としてすごく「ガサツ」だなって思います。

 涙 × 食い気

ダメ! コラボレーション的な書き方に騙されないで! カッコよくなんかないからね。その涙、あんたが思ってるより安いよ、安い涙だよ! 



今まででいちばん泣いたのはいつ?

痔になったときです。ちなみに種別はイボでした。
夜中に姿見で肛門の状態を確認したときは、一旦、見なかったことにしました。それくらいショッキングなことになっていたんです。それよりもなによりも「そういう状態」ですから、トイレで踏ん張ることが物凄く恐ろしいんです。死んだ方がマシ。とさえ思ったほどです。大袈裟ではなくあの恐怖は例えようがありません。ちなみにそのときは手術をしたのですが、偶然にも手術をした病院に、当時住んでいたアパートの大家が看護婦として勤務していて、あろうことか手術に立ち会ったのです。不倫以外のシチュエーションで大家が店子の性器や肛門を見るなんてことがあってもいいのでしょうか? 肛門と心が痛くて、かなり泣きました。



優しさに泣いちゃうタイプですか?自分の情けなさに泣いちゃうタイプですか?感動して泣いちゃうタイプですか?怒りすぎて泣いちゃうタイプですか?

笑いすぎて泣きたいタイプです。
膝くだけで笑ったりとか腰抜けになるくらい笑ったりとか呼吸困難になるくらい笑い続けたりとか、そういう状態にはここ何年も遭遇してないです。笑いの沸点が高くなったのか、はたまた感受性が鈍ってしまったのか。たぶん後者。なんかさみしい。



誰かを泣かせたことありますか?

たくさん泣かせてきました。この場を借りて謝らせてください。田中麗奈似のファミマの店員も、深キョン似の本屋のあの子も、深津絵里似の美容院の助手のあの子も、みんなみんなボクへの恋心を素直に打ち明けられず夜な夜な枕を涙で濡らしてたんだ。ボクが、このボクが、濡らさせてしまったんだと思う。君たちさえ素直だったなら両思いだったのに・・・。そんな彼女たちの心中を思うといまでもすごく泣けてきます。



逆に泣かされたこととかありますか?

小学校の校庭で少年野球の子供たちが練習をしてたんです。土曜日だったかな、すごく天気のいい日で。で、小学校3年とか4年とか、それくらいの子供たちが監督の指示を受けながら、真剣な顔つきで正面だけを向いて練習してて。で、そういうピリッとした空気が漂うなかをですね、真っ白い猫が何食わぬ顔で悠々とマウンドを横切ってるんです。だけど誰一人として猫には目もくれない。

なんでデジカメ持ってなかったんだろうっていまでも思うことがあるんですけど、緊張と弛緩の鮮やかな対比・・・っていうんでしょうか。まあなんにしろ、その光景が平和すぎるというか、あまりにも素晴らしい情景だったので涙が出そうになりました。



涙は何の味?

思いつかないので、ここはひとつ短歌でいってみましょう。
五七五七七にあわせて読んでください。

 あふれ出す小悪魔色の瞳から直にすすればひねくれた味

だからなんだっていうことはありません。



涙に対する貴方の見解を教えてください。

どう答えればいいでしょうか。質問の意図がわかりません。ていうか「涙」ってなんか純粋っていうか無垢っていうかピュアっていうか、そんなイメージがありますけど、結局のところ体液ですからね。上半身下半身問わずあんな所やこんな所、もう、なんか意外な所からもサラサラズルズルダラダラヌルヌルとサプライズな液をほとばしらせたり滲み出したりしてるじゃないですか。そういうのもひっくるめて体液ですからね。ふーん。って、なにをそんな「自分には関係ない」みたいな顔してるの? みーんなそうなの。分かった?


さあ、次のバトンを誰に・・・と悩んだのですが誰も渡す人がいないので、このバトンはコテカとして再利用します。ありがとうございました。

健康診断日記


 今年から胃がん検診と大腸がん検診つうのがメンバー入りした訳ですが、これってある一定の年齢になると自動的に組み込まれるやつなので私が何十何歳なのか言わずもがなで分かってしまうのですが、もし分からなくても聞かずもがなネットで調べずもがなでお願いしたい次第です。

 つうかなんですか? あの胃がん検診ていうの。リアクション芸人の罰ゲームなんでしょ? え? 違うんですか? じゃあ一体なんなんですか!? 爆発的にシュワシュワする粉末を飲ませときながら「ゲップは死んでも出さないで」とか注文つけるなんて。あのね、頓知レベルでしか解決出来ませんよあんなの。ていうか、なんかこんな感じの芸人いるじゃないですか。歴代首相を言い切ります、みたいな。んでまあ、そんでまあゲップを我慢しながらですね、冷やした生コンみたいな重たい液体を「一気に飲んで!」って、うええうええでやっとこ飲み込んだと思ったら、近未来っぽいでっかい機械に載せられてぐるんぐるんぐるるんるん、てな感じでぶん回されて。で、ぐるんぐるんされながらも「右向いて」とか「左向いて、あ、ちょっと右に戻って」とか「はいー、一回転してー」とかいう指示をこなさなきゃならないなんて。会社のオッサンが「宇宙遊泳みたいだ」って言ってましたけどホントですよ。なんかもう行けるような気がするもの宇宙に。気がするし、で、うーん、・・・もういいか、胃がん検診の話は。

 で、大腸がん検診なんですが、まあ検診といっても事前に2日分の便を採取するだけなのに「確実に採取しなければならない」っていう重圧に侵されて全然出ないんだなコレが。あ、なんかいまの和久井映見っぽくないですか? ぽくないですかそうですか古いですかすいません。ほんでまあ悪いことに検診の前日が日帰り東京出張で、生活リズムの変化に弱いアタシは、アタシあねえ。って浅香光代っぽくないですか? ですよねぽいですよね。まあとにかく出ないわけでまいったんです。

 結局ですね、出張から帰ってきた新幹線のホームでやっと「便意のようなもの」をですね、出口のあたりでわずかに疼いたというか。確定じゃない感じの。分かりますかね? このままズンズン歩いたら消え失せてしまいそうなそれを、かすかな虫の音に耳を澄ますように目を閉じて、この小さな便意が大きな便意に育ちますように、小さな便意たちが実を結び世界に平和が訪れますようにって、(このときの自分にとっては便意も善意も等価だったんです)立ちつくして祈ったらば、冗談みたいな話ですけど「通じた」んですね、これが。

 ンホー!!! 検診を明日に控えた紛れもないラストチャンスにテンション上げ上げ駅のトイレに駆け込んで踏ん張ったら100円ショップのかりんとうみたいなのが出ました。出たんです。なんか、かわいーって感じのが。「生まれて、すみません」って感じのが。いやいやありがとう、生まれてくれてありがとうございますって自分の便に敬語を使いながら採取ケースの蓋をひねって採取棒を105円に近づようと動いたら「ポーン」ていう電子音が鳴って、え? なんの音? と思う間もなく「ミズガ、ナガレマス」っていうアナウンスが聞こえてきて、ウソ!? ちょっと待った! ゴゴゴ、シャーーー!!! ・・・・・・うっそおおおおおん。なに?なに?なんなの? なんなのこれ??? なんのシステムエラーなの? って壁を見たらば「センサーで自動的に水が流れます」だって。ファック!ハイテク!

 しょうがないじゃないですか。ここまで追い詰められたらやるしかないじゃないですか。迷ったけどほかに手がないんですもん。というわけで、恐る恐る採取棒を肛門になすりつけたんですが収穫ゼロ。なんだよー、なんでこういうときに限ってキレがいいの? うーんこれはまいった。どうするどうする? いや、どうするって、もうこうなったら自分自身の潜在能力に掛けるしかない。しかないわけです。この場合の潜在能力とはもちろん「便力」。同じ轍を踏まぬよう便器のエリア外にトイレットペーパーを敷き詰めて踏ん張るマン・サンジェルマン。こめかみがピリピリするくらい頑張って踏ん張って出たのが、まるで妖精のような物体で。「迷子になった妖精さん?」ってやさしい声をかけたくなるような、サンリオのキャラクターみたいな、そんなアレだったわけですけど。

 ・・・・・・あのですね、大変申し上げにくいのですが、ここまで書いてきてオチをどうしようか悩んでいるというか、これ以上こんな話題で悩みたくないというか、くだらなすぎて疲れてしまいましたのでひとつ提案なのですが、たとえば「最後まであきらめないで頑張れば夢は叶う」みたいな教訓というかエールというか、そんな感じでこの話を締めくくりたいと思うのですが、いかがでしょうか?