いま、情報流出が熱い。
その流出ペースは芸能人お宝写真を凌駕する。というほどに、まあー出るわ出るわ。コーラックの服用後ぐらいにこんもりと出ているようです。で、その理由というのが連日の報道にもある通り、その作者が逮捕されたことで有名な某ファイル交換ソフトが原因らしいのです。
おかげで各地の県警、省庁、教育機関、企業などが上を下への大騒ぎ、右へ左への反復横飛び。という、どうしたらいいのか分からない状態になっちゃってる状態。だけどもこれは他人事ではありません。知らない間に自分自身の情報が広く流布しているかもしれないのです。ただひとつ私達に出来ることは、どこかの誰かが私の個人情報を流出してしまうことがありませんように。と両手を合わせて祈るのみ。
さて、ここからが本題。
私の友人が短期アルバイトでマイクロバスの送迎をしていた時のエピソードで、バスに乗車してきたご年配の方々が、「○○さん、やるなら専用パソコン買ってやらないとダメだよ。」と、例のソフトの話題で大いに盛り上がっていたというじゃないですか。
あなおそろしや。専用パソコンを用いるとは紛れもなくヘビーユーザー。年寄りはゲートボールとか盆栽とか、縁側で番茶飲みつつ、たくあんかじって過ごしているんだとばかり思ってたけど、もう古い概念なんでしょうか。
そもそも、このソフトを使うには多少のネットワークに関する知識が必要で、そうなると彼ら彼女らは、なんていうか、ハイテクじじい。もしくはハイテクばばあ。ついでにもしくは、「コンピューターおばあちゃん」だと言える。幼き日に聞いていたあの歌が、今まさに遂に現実のものとなったのだと、ひどく感慨深いような末恐ろしいような気分です。
※コンピューターおばあちゃん
NHK「みんなのうた」にて1981年発表。
編曲は坂本龍一。詳しくはここ。
※追記
Drgorillaさんのブログで映像を発見しました。ここ。